スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プロの定義

20代の頃、仲良くしていた友人がいました。
ノリ重視でとても楽しいヤツでした。

しかし、思うところがあり、ここ数年会っていません。
彼を通して学んだ事を
つらつらと綴ってみようと思います。

いまから10年くらい前のお話。

彼は某模型店の雇われ店長でした。
プラモが大好きで、同じモノを2~3個買う彼にとって
天職で、私を含む周りの友人達も
彼の安定の未来を信じて疑いませんでした。

そんな、ある日。
「俺、プロモデラーになる。」
だから、仕事を辞めて集中したいと言い出しました。

私以外の友人は猛反対。

私は、彼の作品を見ていましたし
何より、夢を追い掛ける事が出来る彼に
憧れさえ覚え、唯一の賛同者となりました。

ちょうどその頃勤めていた会社に、以前独立して
プロのカメラマンをやっていた方がいました。
彼の将来の参考になればと相談してみました。

その方はちょいと意地悪な顔をして
「プロはね、60点の作品を作らなければならないよ」
と薄く笑いました。

当時の私は訳が分かりませんでした。

あれから数年が経って、仕事や同人活動を通じて
おぼろ気ながらも答えが出ました。

一つはプライドを捨てられるかという事。

つまりは、自分的に60点の出来で
世に出すのは恥ずかしいと思っていても
クライアントがGOを出せば、商品化するしかない。

その商品を手に取ったユーザーは
「よくこんな60点のモノを出せましたね」
とシビアな評価をしてくる人もいれば
「スゴク良いです」と自分の実力を
出し切れていない作品を褒める人もいます。

もう一つは妥協出来るかという事。

60点のモノを望まれているのであれば
60点のモノを作るり、数をこなしていくべき。

60点を作る動力で80点のモノを作れるのが
いわゆる『プロ中のプロ』という希少な方をさすのでしょう。

完璧主義の彼は、結局モデラーの道を断念し
今は普通の職に就いています。

夢であれば全て美しい。
あの頃の無知な私。

『プロになるのが夢。』

この言葉は意外と矛盾だらけなのかもしれませんね。

≪ BackHome

洲崎西 応援バナー

プロフィール

へなくた

Author:へなくた
ゆるオタです。
ハート弱めです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。